現状の世の中は真っ暗です。
真っ暗な時は、人は不安で寂しくて弱くなります。
その反面、弱い時ほど、強くなりたいとも願うものです。

けれど強くなりたいと願っているだけでは、人は決して強くはなれません。
強くなれる方法は、唯一、まず信じる事です。

自分たちが行っている業務(仕事)に使命感があれば、人は必ず強さが生まれます。

9年前、私たち日本人は、この日本を捨てようとさえしました。
東京電力が爆発したあの時…
命を投げ捨て、消火活動に真っ先に行って下さった自衛隊員の背中を見て、私は涙したことを覚えています。

私たちは今こそ、自身の担っている業務(仕事)が
・誰のためになっていて
・何のために必要なのか
自身に問いただし、使命感を持って業務(仕事)に向き合い強さを出さなければいけないと思います。

現に、私たちがこうして生きていられるのも、ウイルスが蔓延しているこの世の中でさえ恐怖心を抑え、使命感を奮い立たせ医療と向き合っている医療関係者、流通、インフラ、その他多数の人たちの力あっての結果です。

微力ながら、私もその中の一人、一助になれるよう、自身のできる業務(仕事)を極めていきます。

皆さん
お互いに頑張りましょう!!

先日の日曜日お恥ずかしい話ですが、私は財布を落としてしまいました・・・・

仕事が休みということもあり、ホームセンターへ木材加工をしに行き、その問題は起きたのです。
1つのことに集中すると、周りが見渡せない性格から・・・・(日常も皆さんには迷惑をかけてすみません。)
財布がないことすら分からず木材を片手に自宅に戻りました・・・

自宅に帰り、切り出した木材で目的物を作った時・・・
「あっ そういえば、財布どこだっけ?」

ホームセンターへ連絡を入れたのですが、案の定、財布は見つかりませんでした・・・

財布を置いた記憶はありません・・・・
どう思い起こしても、思い起こせない記憶・・・・

悩みに悩んだ挙句、交番に行く事にしました。

交番に行って、
「すみません・・・財布落としてしまったのですが・・・」

警察官
「何色の財布ですか?」

宮園
「○色の財布です」

警察
「届いていますよ。○駅の交番に」
という、急転直下な回答

天にも昇るような感謝の気持ちでした。
それと同時に拾ってくださった方への感謝の気持ちをどう形にすれば喜んでくださるか?も悩みました。

とにかく、この拾ったという財布が、私が落とした財布なのか確認を急ぎました。
○駅の交番につき財布を見せていただき、やはり私の所有していた財布だったのです。

財布を拾っていただいた方へ、
「拾得物に対する報労金を支払わせていただきたい」と申し出たところ
「財布を落とした方が喜んでいただけたら拾った甲斐があります。」
と届け出てくれた方はおっしゃい、頑として報労金を絶対に受け取ってもらえません。

私は、感謝の気持ちを何としても形にしたいという思い、何度も伝えましたが、
それでも報労金は受け取らないのです。

なんて説明すれば良いか難しい問題ですが・・・
俗にいう「日本人らしい」という言動が、ここには眠っているのではないかと痛感させられた出来事でした。

私の「仕事」も人様のために行なっている業務ですので、決して第1に「自分自身のために行なっている業務」ではありません。
一人でも多くの方の人生が豊かになり、より良くなるために「不動産事業」を行なっていこう!」
と財布を落とし再度、決意を新たにしました。

私もいつの日か、報労金=人の労にむくいるための金銭
を受け取らずに、人のために動ける人間目指して人間形成していきたいなと考えます。