俗にいう「日本人という」identity未分類
2020年4月6日
先日の日曜日お恥ずかしい話ですが、私は財布を落としてしまいました・・・・
仕事が休みということもあり、ホームセンターへ木材加工をしに行き、その問題は起きたのです。
1つのことに集中すると、周りが見渡せない性格から・・・・(日常も皆さんには迷惑をかけてすみません。)
財布がないことすら分からず木材を片手に自宅に戻りました・・・
自宅に帰り、切り出した木材で目的物を作った時・・・
「あっ そういえば、財布どこだっけ?」
ホームセンターへ連絡を入れたのですが、案の定、財布は見つかりませんでした・・・
財布を置いた記憶はありません・・・・
どう思い起こしても、思い起こせない記憶・・・・
悩みに悩んだ挙句、交番に行く事にしました。
交番に行って、
「すみません・・・財布落としてしまったのですが・・・」
警察官
「何色の財布ですか?」
宮園
「○色の財布です」
警察
「届いていますよ。○駅の交番に」
という、急転直下な回答
天にも昇るような感謝の気持ちでした。
それと同時に拾ってくださった方への感謝の気持ちをどう形にすれば喜んでくださるか?も悩みました。
とにかく、この拾ったという財布が、私が落とした財布なのか確認を急ぎました。
○駅の交番につき財布を見せていただき、やはり私の所有していた財布だったのです。
財布を拾っていただいた方へ、
「拾得物に対する報労金を支払わせていただきたい」と申し出たところ
「財布を落とした方が喜んでいただけたら拾った甲斐があります。」
と届け出てくれた方はおっしゃい、頑として報労金を絶対に受け取ってもらえません。
私は、感謝の気持ちを何としても形にしたいという思い、何度も伝えましたが、
それでも報労金は受け取らないのです。
なんて説明すれば良いか難しい問題ですが・・・
俗にいう「日本人らしい」という言動が、ここには眠っているのではないかと痛感させられた出来事でした。
私の「仕事」も人様のために行なっている業務ですので、決して第1に「自分自身のために行なっている業務」ではありません。
一人でも多くの方の人生が豊かになり、より良くなるために「不動産事業」を行なっていこう!」
と財布を落とし再度、決意を新たにしました。
私もいつの日か、報労金=人の労にむくいるための金銭
を受け取らずに、人のために動ける人間目指して人間形成していきたいなと考えます。