大人と子供の差とは、どう違うのでしょうか?

先日「成人の日」という日本国民の祝日を迎え、皆さんはどのように考えられましたか?

私は、この問いに
「相手の立場も考慮し物事を考えられる差」と考えています。

自分と相手の距離を100cmとした時に、51cm以上相手の立場を考慮して物事を考えられるのが「大人」
で51cm以上自分側でしか考えられないのが「子供」

どうしても「大人」「子供」と聞かれた時に、
・20歳以上・・・とか
・容姿が老化したこと(老いたこと)・・・
を指しがちですが、私は
・考え方や物事の捉え方のみが大人と子供の差を示すのだと考えます。

日本は「元服」という成人を祝う文化が古来にはあり、この元服は14歳で迎えることができました。
現日本では、14歳で大人的な考えに至る人は少ないように感じます。

理由は定かではないですが、生涯寿命が伸びたことによる「自立」が影響しているのかな?・・・・

日本の祝日「成人」ということを起点として、
今一度、大人について考え大人になれるよう物事を捉えていこうと思います。

最後に、相手側で考えるということとは、間違った考えを承認するということではないことを誤認しないよう願います。
真意や本質は、決して揺るがないことを前提として、捉え方や考え方が相手の立場も考慮できることを言います。