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2024年5月31日
先日、大相撲の千秋楽パーティーに参加させていただきました。
この会は、大相撲を大きく賑わしている、史上最速の幕内優勝を果たした「大の里関」の対戦相手:阿炎関の部屋の千秋楽パーティーです。
阿炎関の育った部屋は、昭和の鉄人こと元寺尾関が率いる【錣山部屋】です。
元寺尾関とは約8年前、貴重なご縁で部屋の練習を見学に行かせていただいたり、お話をさせていただく機会がありました。
そんな交流を介し、元寺尾関の一番弟子「豊真将関」の断髪式に立ち合わせていただいた経緯があります。
親方は、昨年2023年の12月にご逝去されました。非常に悲しい出来事です。
今回のパーティーを介し、元寺尾関が襲名されていた「錣山」という名前を豊真将関が受け継ぎ、部屋の親方に襲名されました。
口ではうまく言い表しづらいですが、時代の移り変わりとは不思議な気分です・・・
私の人生は、常に年上の方達ばかりを目標にし、常に足りないことを追い求め向上することだけを考えてきました。
けれど今回、”相撲部屋の移り変わり”という一面を見させていただき、後輩や年下との接し方にも気をつけなければいけないんだとつくづく感じさせていただく貴重な機会でした。
人は、分かっていない。ということしか人生で分かることはできませんが、
少しでも多くの問題や物事を把握できるよう、周囲に目を配り1つ1つの物事と真摯に向き合っていこうと思います。
最後に、錣山部屋の講演会長がおっしゃっていた言葉で
「相撲界というのは伝統を維持しなければいけない部分と改善しなければいけない部分がある。それこそが伝統を継承するという意味だ」
とおっしゃった言葉が印象に重く残りました。