昨年一年を振り返って、真っ先に思い起こすこと・・・
私的な内容ですが、父親との別れが上げられます。

私は、現在就いている「不動産業」を行う前は、格闘技選手(K1選手)でした。

幼少期から、父の教えで「柔道」を行っており、中学1年制から全寮制の私塾「講道学舎」という柔道界では名門の寮で生活してきたのです。

この寮は、中高一貫の6年制の私塾で、男子寮の柔道英才教育をする学校となります。

日常の生活は毎日
朝の5:30〜7:00まで
夕は17:00〜20:00まで
日曜日は
9:30〜12;00まで
練習をし、夏休み10日間、冬休み1週間と
年間で17日前後の休みしかない「柔道漬け」と言っても過言ではない環境で生活をしていたのです。

そんな生活を維持できたのは、小学校から夢見てきた
「オリンピック選手になりたい!」
「オリンピックで金メダルを獲りたい!!」
という希望と目標があったからです。

けれど、高校一年生の時に”希望と目標”を諦めて(挫折して)しまいました・・・・

小学校の時は、楽しくて仕方のなかった「柔道」が、今となっては、中学、高校と時間が経つにつれ、求められ”やらなければいけいこと”と捉えてしまう様になってしまったからです・・・

そんな私は、高校一年生から希望と目標がなくなってしまい、
約1年半くらい目的もなく、素行不良な生活を過ごしました。

両親が警察官だったということもあり、底知れない迷惑と心労をかけたのです。
けれど両親は、そんな私に底知れない愛情と助言、手を差し伸べてくれ、決して見捨てませんでした。

だからこそ、今の私があり
仕事とは、読んで字のごとく「仕える事」
他人のために行うことを指すのだ。と知ることができたのだと思います。

そんな両親の教えを受け、社会人になり
「これから親孝行をしよう!」と志した矢先
母が亡くなり、父が亡くなりました。

正直、「人生って切ないな〜」と思います。
けれど、人は死だけは自らが決められません。
悲しいですが、両親の死を受け止め、自身の生きていく証を「仕事」に対し、しっかりと刻もうと思います。

もう1つ、今年の別れで愛犬との別れもありました。
この愛犬とは、10年前後一緒に生活しており、苦しい時も悲しい時も常に一緒にいたパートナーです。

最後は、脊椎の癌になってしまい、下半身不随で思うように動けなかったですが、最後の最後まで飼い主に対する愛情は計り知れないものがありました。

息を引き取るまで付き添えたこと、不謹慎ですが感謝しかありません。

「命」について本当に学ばせていただいた2019年
今後も、不動産運用という「将来の備え」を提案することにより
お客様のため、世の中のためになる仕事をもっともっと極め、もっともっと良い商品を開発できるよう企業努力、個人努力を行なっていきます!!!

2020年
新たな年の再スタート
2019年は悲しいことがありましたが、必ず、この悲しさをバネに2020年以降も凛とした人間目指して精進します。

NITOH株式会社、ならびに、宮園泰人を今後ともよろしくお願いします。

最後に、企業理念でもある、
「私たちは、幸せと可能性を提供するために存在する」
より体感していただけるよう、様々なサービスを生み出し、お客様に寄り添える企業を目指します。