先日、2023年10月29日(日曜)

神奈川県鎌倉市にある、円覚寺の「洪鐘祭」(おおがねまつり)を拝見させてもらいに行きました。

この祭礼は、60年に1度行われる祭礼で、人生のうちで多ければ2度、普通で1度しか参加することができない祭礼となります。

そんな貴重な祭礼の由来とは、「洪鐘(おおがね)」は、九代執権北条貞時が七日七夜江の島弁財天に参籠して鋳造が成功したというものだそうです。

また、貞時は、洪鐘鋳造の成功に感謝し円覚寺に弁天堂を建立し、江の島で弘法大師が刻んだと伝えられる弁財天を円覚寺の鎮守として祀ったのだとも言われております。

そのため、江の島の弁財天と円覚寺の弁財天は夫婦弁天と呼ばれ、61年目ごと(60年に一度)に行われる「洪鐘祭」(おおがねまつり)で出会うことになっているそうです。

 

洪鐘祭の祭礼行列には、、面掛行列も加わっていました。

 

 

神輿も担がれ賑やかな祭礼でした。

 

 

皆さんの実家や地元でもこのような祭礼や伝統が根付いていると思います。

職場が渋谷ですと、10月31日は「ハロウィン」という異国の文化の伝統を祝う習慣が芽生えていますが、今一度、日本人として自国の文化を噛み締めた上で、他国の文化を協調したいと思いました。

ハロウィンを否定している訳ではないですが、日本にもかけがえのない文化がまだまだ根付いています。

古来から受け継がれている日本の文化を後世に引き継がなければと考えます。